突然ですが、もしも1億円が手に入ったらどうしますか?
「世界中を旅行する。」「仕事を辞める。」「家のローンを一括で返済する。」
いろんなことが出来るようになります。
でも我々のような一般人が1億円を手にするのは非常に難しいです。
しかしSPXLの積立を行えば、だれでも1億円を手にできる可能性があります。
SPXLの長期チャート
SPXLとは、アメリカの株式指数(S&P500)の3倍の値動きをするレバレッジETFです。
SPXLで儲かるかどうかは、S&P500が上昇するかどうかにかかっています。
まずはS&P500の過去150年間の価格の推移を見てみましょう。
この150年、右肩上がりで成長しています。1880年にはたった5ドルでしたが、今や2,880ドル。なんとおよそ580倍です。
それでは次にS&P500とSPXLの長期チャートを比較してみましょう。
SPXLは設定されたのが2008年なので、まだ長期のチャートがありません。ですが海外サイトでS&P500の3倍レバレッジETF(便宜上以下SPXLと表記)の過去68年間のリターンをシミュレーションした記事がありました。
参考 One-Fund Portfolio With 22% CAGR Over 50+ Years, And Why You Should Avoid ItSeeking Alpha過去68年のS&P500とSPXLのチャートの比較です。
グレーがS&P500、緑がSPXLのチャートになります。
あれほど右肩上がりの成長を見せていたS&P500のチャートがかすむほどに、SPXLのチャートが伸びています。
1950年にSPXLを1ドル買っていたら、今頃いくらになっていると思いますか?
なんと100万ドル。約1億円です。
正直この長期チャートを見るまでは、

とSPXLへの長期投資に不安を感じていました。
しかしSPXLの長期チャートを見た後は、

とまで思っています。
毎月5,000円のSPXL積立で1億円
先ほどのチャートではSPXLを1ドル買って、68年後に100万ドル(1億円)になっていました。
ですが1億円のためとはいえ、68年も待つのは現実問題として難しいところ。
必要なのは、投資金額を増やすことです。
SPXLの68年間の年平均リターンは22.6%です。そのリターンで毎月5,000円を積み立てる試算をしてみましょう。
積み立てた180万円が、30年後には1億3,380万円になります。

SPXL積立のリスク
毎月5,000円の積立で、大きな利益を得られる可能性のあるSPXLですが、投資にはリスクもあります。
SPXL最大のリスクは3倍レバレッジです。大きなリターンには大きなリスクが伴います。
実際に株価の暴落が起きた場合に、どれぐらいの損失になるのか見てましょう。
表の中の「Max Draw-down」の項目に注目しましょう。右側のSPXLは97%となっています。
これは2009年のリーマンショックの際にSPXLを保有していたら、97%の損失があったことを意味しています。
S&P500の55%と比べると、非常に大きな損失となっています。
レバレッジ商品という性格上、株価暴落の際には一時的に大きな損失が出ることは覚悟しなくてはいけません。
ですが頭に入れておいてほしいことが2つあります。
- 暴落時に手放さなければ莫大なリターンが得られた
- 投資金額は自分でコントロールできる
1.暴落時に手放さなければ莫大なリターンが得られた
過去の事例を見る限り、リーマンショックなどの暴落の際にはSPXLの価値は大幅に下落します。
何より重要なのは、暴落時に投資をやめないことです。
実際にSPXLを保有している際に暴落が起きた場合には、どのような心情になるのかは想像もつきません。なぜなら自分の資産が見る見るうちに減っていくのですから。
しかし過去のデータを振り返ると、SPXLは暴落を何度も克服していることが分かります。
この右肩上がりのチャートを信じられないようであれば、そもそもSPXLの長期投資には手を出すべきではないでしょう。
2.投資金額は自分でコントロールできる
我々は株価をコントロールすることはできませんし、未来を予測できるわけでもありません。
ですが投資金額は自分でコントロールすることができます。
そういう意味では、リスクの大半は自分でコントロールできるのです。
「最大で97%の損失がある」ということを、最初から頭に入れて投資を行いましょう。
そうすればSPXLにいきなり100万円を投資しようとは思えないはずです。資金を投じた次の日に、暴落が起きないとは誰も言いきれないのですから。
リスクマネジメントの観点からも、SPXLは小額をコツコツと長期的に積み立てるのがおすすめです。
SPXL積立の始め方
今まではSPXLに投資をするのは手間とコストが必要でした。
- ドルでしか購入ができないため両替が必要
- 両替には為替手数料が必要
- 少額取引だと売買手数料が高額
このようなハードルがあったんですが、あるサービスがこれらの問題をすべて解決してくれました。
簡単にSPXLに投資ができるサービス。それがOne Tap BUY(ワンタップバイ)です。
SPXLを積み立てるうえでのワンタップバイのメリットは
- 日本円でSPXLが買える
- 1,000円から投資が可能
- 小額投資の場合の手数料が格安
など数多くあります。
・日本円でSPXLが買える
海外ETFの取引には海外株式専用の口座必要だったり、ドルでしか買い付けができなかったりと非常に面倒でした。
ワンタップバイなら日本円を入金したら、好きな金額で買い付けるだけです。面倒な手間が一切ありません。
・1,000円から投資が可能
SPXLはETFなので通常の証券会社では1株単位でしか購入できません。記事執筆時点でSPXLの価格は約53ドルなので、購入に必要な金額はおよそ5,000円です。
しかしワンタップバイは「相対取引」(ワンタップバイが市場から仕入れた株を売買する)という仕組みです。
そのため自分の指定した金額(1,000円から)での取引が可能です。
・小額投資の場合の手数料が格安
SPXLをはじめとした海外ETFの購入には買付手数料がかかります。
ネット証券各社の手数料体系は
- 約定代金の0.45%
- 最低手数料:5ドル
- 上限手数料:20ドル
となっています。
これに対してワンタップバイの買付手数料は、一律で購入金額の0.5%です。
具体的にSPXLを5,000円購入する際の手数料は次のようになります。
- ネット証券での手数料:約500円
- ワンタップバイでの手数料:25円
コツコツと小額を積み立てるならワンタップバイ以外の選択肢はありえません。
まとめ
今すぐに1億円を手に入れる方法はありません。しかし今からコツコツとSPXLを積み立てれば、30年後には1億円も夢ではありません。
30年という時間はかかりますが、やってみる価値があると思いませんか?
今決断できるかどうかが、あなたの30年後の生活の分かれ道かもしれません。
