【ブロガー・ライター必見】読みやすい文章を書きたいすべての人が読むべき本|新しい文章力の教室|唐木元|書評

文章の書き方

「○○さんの記事、とっても読みやすいです!」「○○さんみたいな分かりやすい記事、自分にも書けるようにがんばります!」

あなたも1度ぐらい言われてみたいですよね?

読者にそう言ってもらうための第1歩となるのが、新しい文章力の教室という本です。

さけくらげ
新しい文章力の教室は「読みやすい文章を書くための地図」と言えます。
この記事を読むべき人
  • ブロガー・ライターなど「読みやすい文章」を書きたい人
注意
社内で使うビジネス文書には役立ちません。ビジネス文書にはビジネス文書の型があります。

「新しい文章力の教室」を読むことで身につく力

そもそもあなたは、なぜ文章を書くのでしょうか?

きっとそれは、何か伝えたい事・伝えるべき事があるからですよね。

すると必然的に「相手が読んでくれる文章」を書く必要があります。

さけくらげ
あなたがどれだけ「伝えたい!」と思っても、相手が読んでくれなければ何も伝わりませんからね。

新しい文章力の教室では、良い文章をこう定義しています。

良い文章とは完読される文章である

「完読される文章」を書くスキル。これこそが新しい文章力の教室を読むことで身につく力です。

さけくらげ
流し読みされがちなweb上の文章でこそ、身に着けておきたいスキルと言えます。

読みやすい文章を書くためのテクニック

新しい文章力の教室で紹介されている、完読されるための具体的なテクニックをいくつか紹介します。

  • 文末のバリエーションに気を配る
  • 漢字とかなのバランスに注意する
  • 係り受けの距離を近づける
さけくらげ
この3つのポイントを抑えるだけでも、グッと読みやすい文章になりますよ。

文末のバリエーションに気を配る

文末に何度もおなじ表現が続くと、文章が単調になってしまいます。

単調な文章の例

  • 今日の天気は晴れです。最高気温は33度です。熱中症に注意が必要です。

この文章は、文の終わりが3連続で「~です。」で終わっており、単調な印象ですよね。

これでは読者に完読してもらえないので、文末にひと工夫してみましょう。

文末を工夫した例

  • 今日の天気は晴れ。最高気温は33度です。熱中症に注意しましょう。
さけくらげ
文末を少し変えるだけで、読みやすい文章になりました。

「文の終わりを連続して同じ表現にしない」というのが大きなポイントです。

実はこの記事でも、1文たりとも文末のバリエーションが連続しないように気を配っています。

さけくらげ
嘘だと思ったら、この記事を最初から最後までじっくり読んでみてください。連続して同じ文末になっていないことに気づくはずです。

漢字とかなのバランスに注意する

漢字ばかりの文章は黒っぽくて読みにくいですが、ひらがなばかりでも白っぽくて読みにくいです。

さけくらげ
黒っぽいとか白っぽいとか、イメージがつきませんか?じゃあ具体的に、桃太郎で漢字とかなのバランスを見てみましょう。

桃太郎で見る漢字とかなのバランス

  • 昔々、或る所に、御爺さんと御婆さんが在りました。毎日、御爺さんは山へ芝刈りに、御婆さんは川へ洗濯に行きました。
  • 昔々、あるところに、お爺さんとお婆さんがありました、毎日、お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
  • むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがありました。まいにち、おじいさんは山へしば刈りに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
さけくらげ
なんとなく違いが分かりましたか?漢字とかなはバランスよく配置しましょう。

係り受けの距離を近づける

係る言葉と受ける言葉の距離は近い方が読みやすいです。

新しい文章力の教室に実際に出てくる例を見てみましょう。

✖ 一気に後半、彼らの代表曲が次々に披露され、会場のファンの熱気が上昇した

 

〇 後半、彼らの代表曲が次々に披露され、会場のファンの熱気が一気に上昇した

最初の文章では「一気に何・・・?」というモヤモヤが残ったまま、読み進める必要があります。

それに対して2番目の文章はスッと読めますよね。

係る言葉、受ける言葉とは
主語と述語、修飾語と被修飾語の関係。

「本を買う前に、もう少し詳しく係り受けの関係が知りたい。」という方は、ぜひ瀬戸内ことりさんの主語と述語が遠すぎる問題に終止符を|箇条書き整理の具体的な方法を読んでみてください。

さけくらげ
校閲のプロの記事なので参考になると思います。

まとめ

この記事で紹介したのは、新しい文章力の教室に出てくるテクニックのほんの一部です。

ライティングスキルは一度身に着ければ、誰にも奪われることがありません。

そういった意味でも、早めに読んでおくことをおすすめしたい1冊です。

さけくらげ
読みやすい文章を書くには、小さなことの積み重ねが必要です。まずは新しい文章力の教室を読むことから始めてみてはいかがでしょう?