さけくらげ
「iDeCoに興味はあるけど、どうやって始めたらいいのか分からない。」「会社に書類出さなきゃいけないって聞いたし、面倒くさそう。」
そう思ってiDeCoへの加入を先延ばしにしていませんか?
わかります。なぜなら私もそうでしたから。
でもiDeCoは少しでも早く始めたほうがお得な制度です。
iDeCoへの加入の仕方を解説をするので、少しでも早く始めましょう。
iDeCo運用開始までの流れ
step1:金融機関を選ぶ
iDeCoは口座を開設する金融機関によって、運用できる商品や手数料が違います。
どこで口座を開設するかはよく考えて決めましょう。
ですが選ぶのはネット証券一択です。
大手銀行で口座を開設すると、条件にもよりますが、おおむね200~300円の「運営管理手数料」が毎月発生します。
いってみれば口座の維持手数料です。たかが数百円と侮ってはいけません。
iDeCoは60歳まで引き出すことができないため、長期の運用が前提となります。
毎月300円の手数料を今後30年払い続けると
300円×12ヵ月×30年=10万8000円
およそ11万円かかります。
しかし、この手数料はSBI証券や楽天証券などのネット銀行では無料です。
わざわざ11万円を無駄にする必要はありませんよね?
運用できる商品にしても、自信をもっておすすめできるラインナップが揃っているのはネット証券です。
そのほかの金融機関をあえて選ぶ必要性を感じません。
職場に出入りしているメインバンクや信用金庫などでiDeCo口座を開設してはいけませんよ?
おすすめはSBI証券 iDeCoか楽天証券です。
step2:資料請求
口座を開設したい金融機関に資料請求をしましょう。
口座開設に必要な書類が送られてきます。
ちなみにこれはネット証券でも必須です。
ネットだけで手続きが終了することはありません。
どの金融機関を選んでも紙媒体での書類が必要になります。
step3:書類の準備・提出
実はここでハードルがひとつ。提出書類のなかに、会社で証明をもらわなければいけない書類があります。
「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明」(サラリーマン用)または「第2号加入者に係る事業主の証明書(共済組合員用)」(公務員用)です。
会社で証明をもらうのがなんとなく嫌な方もいるでしょうが、気にしてはいけません。
ちなみに私の場合は、金融機関から届いた書類を給与担当者のところに持っていき、
さけくらげ
と伝えました。
すると「じゃあ少しお待ちくださいね~。」と言われ、数分で書類の作成が終わりました。拍子抜け。
実は実際に会社の人に記入してもらう部分は大して多くはありません。具体的には事業所名や代表者名事業所の所在地などを記入し、事業所の印鑑を押してもらうだけです。
なので気兼ねせずに書類を書いてもらいましょう。だって自分の老後がかかってますから。
会社によって書類を記入してもらう部署は違うかと思いますが、基本的には総務・給与・人事あたりの部署が担当しているはずです。
その他の書類の記入・提出については、資料請求時に同封されている案内通りに記入すれば大丈夫です。
書類を記入したら金融機関に郵送で提出しましょう。ここまできたらやるべきことはほぼ終わりです。
step4:ひたすら待つ
金融機関に書類を提出したら、あとは待つだけです。
待っていればiDeCoの運用に必要なIDやパスワードが送られてきます。
ちなみにこれ、めっちゃ待ちます。
書類の提出のタイミングにもよりますが、1~2か月はかかると思ったほうがいいでしょう。
「早くiDeCo始めたい!」という時にこの期間待つのは割とつらいです。
でもできることは何もありません。ひたすら待ちましょう。
できることは強いて言えば投資ブログを読み漁るぐらいでしょうか。
この間に運用する商品を考えている時間がもしかしたら一番楽しいかもしれません。
step5:運用する商品を選ぶ
ひたすら待っていると、金融機関から待ち焦がれたIDとパスワードが送られてきます。
そのIDとパスワードでiDeCoに申し込みをした金融機関のサイトから、iDeCo専用サイトにログインしましょう。
ログインしたら毎月積み立てる商品を選びます。
どの商品を選べばいいか迷ったら、とにかく低コストの商品を選ぶべきです。
eMAXIS Slimシリーズか楽天バンガードシリーズが鉄板でしょう。
長期投資においてコスト削減は非常に重要です。
step6:運用開始
運用する商品を決定してから、実際に運用が開始されるまでにも少し時間がかかる場合があります。
気長に待ちましょう。どうせ今後数十年続く投資なのですから。
ちなみにiDeCoではスイッチングといって運用商品の変更も可能です。
定期的に運用商品の見直しも行いましょう。
まとめ
iDeCoを始めるには意外と時間がかかります。
資料請求から実際の運用開始までは、2~3か月かかると思ったほうがいいです。
iDeCoは少しでも早く始めたほうがお得な制度です。
今すぐ行動することが、あなたの未来を変えるかもしれませんよ?
今すぐiDeCoを始めるならこちらから。

